ずんの日記

毒にも薬にもなりませぬ

戦争中の原発攻撃は無差別テロ:LANCET福島医大から声明

ロシアとウクライナのニュースが毎日毎日なにかしら流れていて

考えない日はないような日々が続く。

戦争ってどうやったら止められるんだろう、というか戦争という概念。

大義名分さえあればやってもいい正当化された暴力。

「戦争はある」「仕方ない」みたいなことが前提になっているから核抑止力というような何なのかよくわからない概念も存在する、と個人的には思っている。

だから、わたしはあえて戦争とは言わず「ロシア国民を人質にとった、ロシアを先導する人々が起こしている暴力」と呼びたい。

つまりやっているのはごく一部の、ゆがんだ組織の体制が作ったサイコパス野郎たち

プーチンはただの腐敗組織のパワハラ上司みたいなもん。

 

さてそんな中、先日会社の掲示板で以下の記事の共有があった。

LANCETに福島医大からの声明が掲載されたというもの。

An attack on a nuclear power plant during a war is indiscriminate terrorism - The Lancet https://thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(22)00522-0/fulltext

 

日本人が読めばごく普通のことが書かれている。チェルノブイリのことだって日本人が言うまでもないだろうと思うのに、あえて丁寧に何人が死亡し被ばくによるがんの有病率が上昇などの情報が端的に書いてある。

 

戦争をおっぱじめている「ロシアの戦争を先導する人々」にこの声明は響くのか、ミサイルを武器にするのも原発を武器にするのも、「ロシアの戦争を先導する人々」にとっちゃーそんなに変わらないことなんだろうと想像するけれど・・

 

しかしだ、

これを権威のある科学誌に載せたということにこそ意義がある。

科学的に考えても「到底容認できるものではない」と声を上げることにこそ意義があるのかもしれない!と思ってちょっと感動した。

福島医大の著者は若いMDのようだ。すばらしいぞ、よく言った。

 

グレタ・トゥーンベリさんもよく言っているが

「科学に基づいていることが重要、科学に耳を傾けて」

です。

 

いずみん@暴力反対