牛 vs 豚
夫「泉さんは豚をバカにし過ぎだよ。
ぶたじるではなくとんじるね。」
私「いや、うちではぶたじるはぶたじると呼んでるよ。
バカにしているわけじゃない。
豚も美味しいと思ってるよ。ただ、焼き肉に豚しか
出てこなかったときはびっくりした。
豚レバとか豚タンとか、食べたことなかったし
大阪のスーパーでは売ってないもん。
あと、肉じゃがが豚もありえない。
それはもう、別の料理名つけてほしい。」
夫「ほら、やっぱりバカにしてるよ。関西の人はおかしいよ。
家庭料理の肉はだいたい豚だよ。
カレーも豚を使うし、揚げるのも豚でとんかつ。
炒めるのも、生姜焼きとかは豚でしょ。」
私「いや、関西人は串カツだし、串カツは基本牛だよ。」
夫「牛肉はね、チンジャオロースーのときだけなの。
あれだけは豚で代用できない。
だからチンジャオロースーは牛を使う。
でもチンジャオロースーなんてめったに作らないからね。
タケノコの千切りなんて普段からあるものじゃないし。
だから、牛肉料理ってほとんどない。
すきやきとか牛丼とか、ステーキとか
牛が牛である以外ありえないものしか牛料理ってないよ。」
私「まあ、確かに。豚肉でカレー作ってもいいか。
でもなぁ、あんまり食べたことがない。
やっぱりちょっとだけ貧乏くさいっていうか・・」
夫「やっぱり豚をバカにしてるよね。
猫たち、集合」
意見が分かれたときは、夫はいつも猫(2匹の茶とら)を招集して
多数決をとろうとする。
どっちでもいいんじゃないですか。
ぼくたちのごはんまだですか。